経営管理大学院・産官学連携 京都大学 情報学ビジネス実践講座

2022(令和4)年度 活動実績

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授業提供

2022年度講座パンフレット(PDF

科目名、実施日、協力企業など 実施内容

<ITシステム構築のためのロジカルシンキングとプロジェクトマネジメント>
前期 月曜・5限(全14回)
前川 佳一 特定教授
藤田 哲雄 特定教授
協力企業:日本総研(第1部)・ANAシステムズ(第2部)
受講者17名(学部生対象)

第1部の担当企業変更に伴い、内容を更新し、ロジカルシンキングに加えて計算論的思考、デザイン思考やアート思考もカバーすることとなった。

【第1部 ロジカルシンキングと計算論的思考】
ロジカルシンキング~アルゴリズム~フローチャート~アート思考とデザイン思考による事業創出

【第2部 プロジェクトマネジメント】
プロジェクトマネジメントの重要性~世界標準
グループワーク(プロジェクトのシミュレーション)~プロジェクトマネージャに必要な要件

<情報と社会>
前期 火曜・5限(全14回)
藤田 哲雄 特定教授
前川 佳一 特定教授
協力企業:当講座協力企業6社
受講者39名(学部生対象)

全体を5部に整理し、内容を更新した。

【第Ⅰ部:イントロダクション】
第1回:ITの発展と社会・企業への浸透

【第Ⅱ部:事例研究】
第2回:保険業とIT、第3回:工作機械業とIT、第4回:航空業とIT

【第Ⅲ部:ITとビジネス】
第5回:IT 戦略、第6回:IT企画、第7回:IT開発、第8回:プロジェクトマネジメント、第9回:ITガバナンス

【第Ⅳ部:ITを取り巻く環境】
第10回:情報セキュリティ、 第11回:ITと法

【第Ⅴ部:未来に向けて】
第12回:ITの技術革新、第13回:デザイン思考、第14回:デジタルトランスフォーメーション

<ITと現代社会>(PDF
2022年8月1日~9月30日
藤田 哲雄 特定教授
協力企業:当講座協力企業6社
受講者46名(学部生対象)
合格者 10名

〈情報と社会〉の録画をオンデマンド方式で提供。単位認定はないものの、「情報と社会」に代えて情報学ビジネス実践講座のITリテラシー実践コースの修了要件として認定。

2022年11月7日に合格証を10名に授与。

<デザイン思考実践>
2022年9月15日(木)、16日(金)
藤田 哲雄 特定教授
前川 佳一 特定教授
協力企業:NTTデータ
受講者57名(大学院生対象)

【1日目】
デザイン思考概論、課題発見(DMM作成、課題選定)、課題詳細化(ユーザー像・体験の想定、課題の検証)

【2日目】
解決方法探索、顧客価値連鎖分析、解決方法探索、(リーンキャンバス、アイデア評価選定、ユーザーシナリオ、ユーザーストーリーマッピング)、プロトタイピング、仮説検証・実証実験

<ユーザー視点のITシステム設計実践>
2022年9月26日(月)、27日(火)
前川 佳一 特定教授
藤田 哲雄 特定教授
協力企業:東京海上日動火災保険
受講者59名(大学院生対象)

【1日目】
1.要求開発とは(講義)全体説明~ウォーターフォール開発に関する講義~アジャイル開発に関する講義
2.アジャイル開発に関するケーススタディ
(1)グループに分かれて、WEBアプリの要件定義を作成(ユーザーストーリーマッピング、画面遷移図、プロダクトバックログ)

【2日目】
(2)前日のケーススタディから実際に開発されたアプリケーションをレビュー
3.全体解説とまとめ

AI技術利活用実践>
2022年9月28日(水)、29日(木)
前川 佳一 特定教授
藤田 哲雄 特定教授
協力企業:NTTデータ
受講者67名(大学院生対象)

【1日目】
1. 先端技術概要
2. ビジネスのWhy(リーンキャンパス、Customer Value Chain Analysis、ペルソナなど)
3. ビジネスのWhat(ビジネスの企画構想~カスタマージャーニーマップ、ユーザーストーリーマッピング)
4. 先端技術を活用したビジネス(未来新聞、グループプレゼン)

【2日目】
5. ビジネスのHow(アジャイル開発~実際のビジネス現場での開発作法を理解)
6. アプリを作ってみる(Gitなどのアプリ開発に必要な道具~実ハンズオン形式で学習)
7. アプリを動かす(画像マッチング、OCR、顔認識、機械学習、スピーチtoテキスト、文章翻訳、顔画像の感情分析)

<人工知能特論>
2022年11月19日(土)、25日(金)、26日(土)、12月3日(土)
山本 章博 教授
協力企業:日本電気
受講者33名(大学院生対象)

【1日目】
第1回 条件付き確率からベイ推論へ
第2回 ニューラルネットワーク
第3回 人工知能の歴史
第4回 人工知能と制御

【2日目】
第5回 決定木
第6回 認識(理論1)ベイズ決定理論
第7回 認識(理論2)教師なし学習
第8回 人工知能の将来

【3日目】
第9回 認識(理論3)教師あり学習
第10回 認識(応用1)画像認識
第11回 認識(応用1)音声認識

【4日目】
第12回 分析(理論1)アンサンブル学習
第13回 分析(理論2)混合モデルによる学習
第14回 分析(応用1)事例紹介
第15回 分析(応用1)システム化と課題

<ビジネスデータ分析実践>
2022年9月20日(火)、21日(水)
藤田 哲雄 特定教授
前川 佳一 特定教授
協力企業:日本電気
受講者49名(大学院生対象)

【1日目】
データ分析の概要、統計ソフトウェアRの基本的な使い方、基本的なデータ分析、相関分析

【2日目】
回帰分析・判別分析、データ分析による課題解決演習(個人ワーク)

<ビジネスにおける情報学の実践>
2022年11月21日(月)、22日(火)
若林 靖永 教授
前川 佳一 特定教授
協力企業:ANAシステムズ、DMG森精機、日本総研
受講者34名(大学院生対象)

【1日目】
日本総研:「IT戦略を学ぶ・DXに触れる ~ ITと社会・ビジネス(DXの理解まで)~」「DXの現状~金融業編」「IT戦略を学ぶ・DXに触れる ~ IT戦略策定の疑似体験ワーク」、「ITガバナンス」

【2日目】
ANAシステムズ:「DXの現状~航空業編」エアライン事業/ノンエアライン事業(ドローン、宇宙、バーチャル旅行、アバター)におけるデジタル変革の事例DMG森精機: 「DXの現状~製造業編」工作機械とIT、インダストリー4.0、DXによるビジネスモデル変革(XaaS)、データ戦略グループワーク: 「DXで新事業・サービスを創出する」「アイデアソン」 デジタルによる新事業・サービス検討ワーク(金融業/航空業/製造業)

セミナー、シンポジウム、情報発信等

特別講義 第4回「誰もが快適に過ごせる社会へ~デジタル技術を活かして新たな社会のしくみを創る~」(PDF

日時 2022年4月14日(木)18:30~20:15
場所 京都大学 時計台記念館 百周年記念ホール(36名)/オンライン(103名)
主催 京都大学 経営管理大学院
協力 NTTデータ

内容

ご挨拶
未来社会の実現に向けて
澤邉 紀生 教授 京都大学 経営管理大学院長

第1部
オルタナティブデータと経済学の発展
宇南山 卓 教授 京都大学 経済研究所

第2部
DXで新しい社会を描く
田中 秀彦 氏 NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部長

第3部
デジタル社会の裏側を支えるテクノロジー
大西 壮輝 氏 NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 企画部長

第4部
生活者視点での豊かな社会の実現
佐藤 慎二郎 氏 NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 デジタル技術部


特別講義 第5回「未来社会の産業 ~医療・製造業の未来をデジタルから探る~」(PDF

日時 2022年10月21日(金)18:30~20:15
場所 京都大学 時計台記念館 百周年記念ホール/オンライン受講
主催 京都大学 経営管理大学院
協力 DMG森精機・日本総合研究所

内容

ご挨拶
未来社会の産業のあるべき姿
澤邉 紀生 教授 京都大学 経営管理大学院長

第1部
医療や健康の大規模リアルワールドデータが医療の向上や予防にどのように貢献するか
川上 浩司 教授 京都大学 医学研究科

第2部
製造業の未来を工作機械業のDXから見る
ブルーメンシュテンゲル健太郎 氏 テクニウム株式会社 (DMG森グループ)COO

第3部
健康診断データを用いた生活習慣病予防AIの社会実装
櫻井 努 氏 株式会社WALC 取締役社長

第4部
DMG森精機のサステナブル経営と皆様へのメッセージ
森 雅彦 氏 DMG森精機 社長


運営

《教員体制》

統括管理
澤邊 紀生 教授・経営管理大学院長

講座運営
若林 靖永 客員教授

担当教員
山本 章博 教授(情報学研究科)
前川 佳一 特定教授
藤田 哲雄 特定教授

《運営管理委員会》

回数 日時 場所
第27回 2022年5月24日10:30-12:00 オンライン(Zoom)
第28回 2022年12月20日10:30-12:00 オンライン(Zoom)

活動実績 一覧