科目概要
- 科目名
- ユーザー視点のITシステム設計実践(情報学研究科での科目名は「業務要件定義実践」)
- 実施日程
- 2025年9月22日(月)、24日(水)
- 開講部局
- 経営管理大学院・大学院横断教育科目
- 単位数
- 1
- 主担当教員
- 村野 客員准教授(経営管理大学院)
- 協力企業
- 東京海上日動火災保険、東京海上日動システムズ
特色
アジャイルでビジネスをつくる
役に立つITシステムを提供するためには、開発するものがどのような課題を解決するためのものであるか、そのシステムに求めるユーザーの真のニーズは何か、といった背景と目的を理解する力が必要です。
本授業では、ユーザー側・システム開発者側の視点を体験しながら、業務要件定義の重要性や陥りがちな罠、押さえるべきポイントについて実践を通して学びます。
ウォーターフォール型開発とアジャイル型開発それぞれのシステム設計のケーススタディを通して、開発手法ごとの考え方や進め方の違い、長短所・特徴を理解し、ユーザー視点のITシステム設計ができるようになりましょう。授業は講義とグループワーク演習の組合せとなります。
到達目標
- ビジネスにおける問題点やニーズをユーザーが真に得たい成果をベースに考え、解決策(アプリケーション)を構想する
- ITによって具体的にどのように解決するのかを考え、アプリケーションに必要な機能を定義する(要件定義)
- 要件定義が適切であったかどうかを試作アプリケーションによって確認する
- 要件定義の良かった点、悪かった点をレビューし、学びを整理する